昨日、しまんりょ 初夏のお寺コンサートが無事に終了しました。
支えてくださった皆さま、本当にありがとうございました。
この企画、言い出しっぺはわたしだったのですが、準備している間にだんだん大掛かりになってきてしまい、ちょっと焦ったりもしましたが、
手に負えない部分は人に任せて、あとは信じて実行するのみでした。
お寺の家族も皆それぞれの役割で、パズルのピースのようにぴったりとはまり、
本当に一人ではできない大きなコンサートを運営することができました。
入り口の門にかけた看板を筆で書いてくれた住職。
ご詠歌を披露してくれたおばあちゃん。
掃除、司会、片付けなどしてくれた夫。
キッズコーナー担当の娘。
音響機材を運び、あっという間にセッティングしてくれたネオンホールてつろうくん。
リハーサルも本番も機転の利いたPAをしてくれた下島くん。
二胡の繊細で力強い音色でさらにコンサートを豊かに膨らませてくれた田村望圓さん。
お客さんでありながら、電話番や片付け、夕飯まで作ってくれた義姉さん。
忙しいなか足を運んでくれたお客様のみんな。
今まで応援してくれたたくさんの友人。
本当にありがとう。ありがとう。
みんなのおかげで安心して演奏することができ、伝えたいことがしっかり伝わっている手ごたえを感じながら歌うことができました。
閑散としたうちのお寺が、昭和のころのようにたくさんの人であふれている光景を見ただけで、
やってよかったと、こころから思いました。
来てくれたたくさんの人それぞれに、それぞれの悩みや思いがあり、
お寺の本堂にたまたま居合わせて、音楽を聴いて、おしゃべりをして、なんとなく心がらくになったような気がして帰っていく。
それが本当に意味のある出会いなんだなぁと感じます。
そもそもお寺って、そういう所だよね、と、改めて思いました。
人と会う。ことばをかわす。
それは基本的な人間の救いだと思います。
それを大きく見守っている仏の存在、お寺。
それを守りながらひらいていくのがわたしたち。
今回のコンサート、人智をはるかに超えた力が半ば強引に動かしているのを肌で感じながらの挑戦でした。
仏さん(神さん?)、人智超えまくりです。
自分でなんとかしようという思いを手放して、仏さんに信じて託してしまったほうがうまくいくんだなと、知りました。
昨日かかわってくれたすべてのみなさんに、こころから感謝申し上げます。
ありがとうございました。
以下、コンサートの様子です↓