歌う寺嫁 さちこの つれづれ精進茶和日記

sachikoa.exblog.jp
ブログトップ

潰瘍性大腸炎のカラクリシリーズ その3 煩悩エネルギー

「動いていないといられない」
「動きすぎて再燃する」
「だからといって、動かないでいると不安定になる」

という話のつづきです。

自己評価・自己肯定感が低い、というのが
そもそもの問題であるということでした。

この自分を否定するエネルギーは
実は仏教で言う「煩悩」であります。

「人に認められたい」
「認められることで自分の価値を保ちたい」
「成長したい(今のままではいけない)」
「結果を出したい」

という『欲望』。

それから
「自分なんて価値がない」
「怠けていたらいけない」
「仕事ができないとダメ」
「優秀でなければいけない」
と、自分をはね除ける『怒り』。
(*煩悩で言う怒りは、自分や相手をはねのけようとするエネルギーで、
一般的な怒りとは少し意味合いが異なります。)

煩悩はストレスの素となるエネルギーで、
必ず誰にでもあるものです。

そして、この煩悩エネルギーを燃料にして
頑張って動きすぎると、
アドレナリンが体を刺激して、強いストレスが生じ、
自律神経がくるいはじめます。

潰瘍性大腸炎は、自分の免疫が自分の細胞を攻撃するという
訳のわからない難病ですが、
自己否定による自己攻撃そのままの構図ではないでしょうか。

がんばることはいいこと、
がんばることはえらいこと。

そんなふうに教育されて育ってきたわたしたちですが、

「自分には価値がないから無理してがんばる」

のと

「自分には価値があるからますます楽しんでがんばる」

のとでは、全く意味が変わってきます。

誰にも評価されなくても
誰にも認められなくても
社会的価値なんてなくても
むしろバカにされるようなことでも

「好きだからがんばる」
「たのしくてしょうがないからがんばっちゃう」

というループが始まれば
煩悩エネルギーは減っていきます。

また、他の方法として「坐禅」を実行するというのも有効です。

わたしは足を組むことができないので
正座をしたり椅子にすわったりして行いますが、
目を半開きにして
呼吸を静かにして
「今、ここ」だけに集中し続けます。

最初は、
息が鼻を通って出入りする感覚を意識したり
体の内部の力が抜けるような感覚を感じたりします。

そうしているうちに
煩悩エネルギーがすーっと落ち着いていき、
この世に生まれたばかりのころのような、
なんの経験もしていないまっさらな頃の自分の命を思い出すような
そんな感覚になります。

坐禅の感じ方は人それぞれですが、
やってみると、
とても興味深いです。

坐禅に似た時間としては、
好きなことに集中する、というのもあります。

わたしにとっては
ピアノや歌だったり
編み物だったり。

「これをしているときは頭が真っ白になっている、夢中になっている。」
ということがあるといいと思います。

誰のためでもない
自分のための
自分が主役の
自分が軸の時間。

これによって、
無駄に動きすぎることに注ぐエネルギーが
少しずつ減っていきます。

長くなってしまったので、
さらに煩悩に支配されない生き方について、
次回、もう少しお話したいと思います。




[PR]
by SachikoAkimoto | 2017-02-18 20:52 | 健康 | Comments(0)