歌う寺嫁 さちこの つれづれ精進茶和日記

sachikoa.exblog.jp
ブログトップ

<   2012年 06月 ( 3 )   > この月の画像一覧

食卓から

今週はひさしぶりに風邪でダウンして、諸々の予定をみなさまに延期していただきながら休息週間をすごさせていただきました。

4月ころからライブつづきで、気づけば毎週末どこかで歌っている状態に・・・。
ライブと平行して、家事やお寺やPTAの役員やら次のライブのための練習などなど欲張ってやっていたら、
持病の大腸炎が再発し、それでもやめられずに突っ走っていたらついに風邪をひいてダウンしました。
風邪もひけずにがんばってくれていた体さん、ほんとにごめんね。ありがとうね。
ごはんもライブも「八分目」がいいみたいです(^-^)

おかゆやうどんなどを少食にしてよく睡眠をとったところ、だいぶ風邪はよくなってきました。
今日はやっと台所に立てるようになったので、ひさしぶりに冷蔵庫にあるものやご近所からのいただきものでいろいろ作りました。

e0239118_1455713.jpg

近所の奥さんがアク抜きして持ってきてくれた破竹をサバ缶といっしょにお醤油ベースで。
隠し味に味噌を入れろといわれたのでその通りにしたらすごくおいしくなりました。
奥さんありがとう!

e0239118_1472145.jpg

3袋100円で特売していたえのきを煮てなめたけに。
しょうゆ・酢・酒・みりんで20分くらい煮詰めればできあがり!
とにかく安い!

e0239118_148285.jpg

冷蔵庫に1個だけあったトマトに、ちょっとだけ残ってたひじきや赤たまねぎやしその葉を混ぜて、
梅酢となたね油でかるく和えた夏サラダ。
さっぱりしていてほてった体にしみました。

e0239118_1495586.jpg

白米と3分搗き米のごはんに、しらす干しとしその葉をのせて、お醤油をさっとかけて、夏のお昼に大好きなごはん。
夫は梅をのせてこんなトッピングをしていました↓
e0239118_14112654.jpg

う~ん、これもおいしそう!


季節のものを畑からとってきて、家族で食卓を囲んで、おいしいおいしいと言いながら頬ばるごはんのありがたさ。
ごはんをおいしく食べられる健康。
本当に何ものにもかえられない尊さを感じます。

そんな尊い当たり前を奪われてしまった福島の方々を思いながら、
ゆうべは大規模デモへ思いを馳せていました。(風邪をひいていたので布団の中から)
わたしの実家も福島の下なので、言葉のなまりを聞くたびに他人事と思えないものを感じています。

デモには参加できなかったけれど、家族の健康を守る主婦として、
食卓から毎日声をあげています。
時に歌で(^-^)

これからきゅうり、トマト、とうもろこし、なす・・・、豊かな夏野菜がたくさん実ります。
人は人の間だけで生きているのではないんだな。
いろんな命の間で生きているんだなと、つくづく感じます。

わたしたちの命を支えてくれている自然とともに、本当の豊かな営みができるようになりますように。
[PR]
by SachikoAkimoto | 2012-06-30 14:23 | 精進料理 | Comments(0)

真理と真実

昨年より「道元のこころに学ぶ会」という、現役&OBの学校の先生たちによる同好会に誘われて参加させていただいています。
お寺さんでもあまり読まない「正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)」という曹洞宗の開祖道元禅師が書いた曹洞宗のバイブル?のような本を、毎月皆で読み合わせていきます。

相当難しい内容で、文章を理解するだけでもとても時間がかかり、さらに云わんとする核心に行き着くのにかなり労力がいり、最後には皆で自分たちの日常生活に照らし合わせて意見交換をします。

なんともマニアックながら有意義な会であり、年齢や肩書きなど関係なくひとりの人間として誰でも自由に発言でき、誰の声も大切に聞き合うすばらしい会です。

先日、6月の会に出席したときのことです。
ある先生が「真理」と「真実」のちがいについておっしゃっていたことがとても心に響いたのでここに記しておきます。

これはある先生の感じ方なので正解ではないし、そもそも正解などないので、ゆるく読みとっていただけたらうれしいです。ただわたしも夫も感動したお話です。




「真理」とは、真と思われる理念、ものの道理、理論。ふるいにかけて残った正しいと思われること。



「真実」とは、理屈もなにもまるごと、ふるいにもかけずゴミも砂もいっさいを含め、選ばず、ありのまま、あるものをそっくりそのままの全体。




なのではないか、とのお話でした。

いいもわるいも、泣いても、怒っても、笑っても、そのすべてが真実の姿であり、そのすべてをまるごと認めながら生きるのが真実の生活、なのではないか、と発言されました。

自分の中に起こる負の感情も、「真理」には不要かもしれないけれど、「真実」には大切な要素であるようです。

まず自分は真実に生きられているか。
自分の生を全面に肯定し、どんな自分も認め、自分が自分と一致しているかどうか。
人のせいにしていないか。
自分を見つめなおしたいと思いました。


最近、身の回りがめまぐるしく変化していて、状況という円がくるくると回転しているのをとらえようと円のふちを凝視していると目がまわりそうです。
でも、円の中心である「自分」に目線をうつして集中すると、回転の真ん中で風を感じながらリラックスしていることができます。

どんなことがあっても、他人のせいではありません。

正も負もひっくるめて真実に生きることで、そして人とかかわることで円は回転し、自分を見つめることで学びを得るんだなぁと思いました。

道元のこころに学ぶ会の先生たち、みなさんわたしのたわいない言葉も丁寧に汲み取ってくださり、
あたたかい言葉を返してくれて、本当に有意義な会に参加できて幸せだなあと改めて感じました。

出会いも別れも縁。
いい縁をいただき感謝します。
たくさんの縁ある方々に、とても救われて、わたしはここに存在していられるんだなと思います。



今日は硬い文章になってしまいました・・・。
バランスをとるためでもありませんが、昨日のヤンネでの変装写真撮影会での1枚をアップしたいと思います。
10年以上連れ添っている仲間たちとの記念写真です。
いい歳してこんなばかなことをいっしょに楽しめる仲間に感謝です。
たのしいときも困ったときも受けとめ合い、真実の姿に「うんうん」とうなずき合えることの尊さよ!

e0239118_11151922.jpg

[PR]
by SachikoAkimoto | 2012-06-18 11:20 | 言葉 | Comments(0)

お寺コンサート無事おわりました♪

昨日、しまんりょ 初夏のお寺コンサートが無事に終了しました。
支えてくださった皆さま、本当にありがとうございました。

この企画、言い出しっぺはわたしだったのですが、準備している間にだんだん大掛かりになってきてしまい、ちょっと焦ったりもしましたが、
手に負えない部分は人に任せて、あとは信じて実行するのみでした。

お寺の家族も皆それぞれの役割で、パズルのピースのようにぴったりとはまり、
本当に一人ではできない大きなコンサートを運営することができました。

入り口の門にかけた看板を筆で書いてくれた住職。
ご詠歌を披露してくれたおばあちゃん。
掃除、司会、片付けなどしてくれた夫。
キッズコーナー担当の娘。
音響機材を運び、あっという間にセッティングしてくれたネオンホールてつろうくん。
リハーサルも本番も機転の利いたPAをしてくれた下島くん。
二胡の繊細で力強い音色でさらにコンサートを豊かに膨らませてくれた田村望圓さん。
お客さんでありながら、電話番や片付け、夕飯まで作ってくれた義姉さん。
忙しいなか足を運んでくれたお客様のみんな。
今まで応援してくれたたくさんの友人。
本当にありがとう。ありがとう。

みんなのおかげで安心して演奏することができ、伝えたいことがしっかり伝わっている手ごたえを感じながら歌うことができました。
閑散としたうちのお寺が、昭和のころのようにたくさんの人であふれている光景を見ただけで、
やってよかったと、こころから思いました。

来てくれたたくさんの人それぞれに、それぞれの悩みや思いがあり、
お寺の本堂にたまたま居合わせて、音楽を聴いて、おしゃべりをして、なんとなく心がらくになったような気がして帰っていく。
それが本当に意味のある出会いなんだなぁと感じます。

そもそもお寺って、そういう所だよね、と、改めて思いました。

人と会う。ことばをかわす。
それは基本的な人間の救いだと思います。

それを大きく見守っている仏の存在、お寺。

それを守りながらひらいていくのがわたしたち。

今回のコンサート、人智をはるかに超えた力が半ば強引に動かしているのを肌で感じながらの挑戦でした。
仏さん(神さん?)、人智超えまくりです。
自分でなんとかしようという思いを手放して、仏さんに信じて託してしまったほうがうまくいくんだなと、知りました。

昨日かかわってくれたすべてのみなさんに、こころから感謝申し上げます。
ありがとうございました。

以下、コンサートの様子です↓

e0239118_1635447.jpg
e0239118_1636295.jpg
e0239118_16362065.jpg
e0239118_16363561.jpg
e0239118_16364886.jpg
e0239118_1637076.jpg
e0239118_16371851.jpg

[PR]
by SachikoAkimoto | 2012-06-11 16:40 | お寺 | Comments(2)