歌う寺嫁 さちこの つれづれ精進茶和日記

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心身のリセット食

急に涼しくなりましたね。
夏の疲れが出るころではないでしょうか。

はい、わたしもです(^^;

この夏は風邪を引き込んでしまい、それでもお寺が忙しく薬を飲み飲み働いていました。

薬を飲んでいるときは症状も押さえられているため治ったように勘違いしてしまいますが、体は本当は休みたがっていたのです。
そうわかっていながら働いていたので、今からだに不調が表れることには納得しています。が、つらい。笑

そして、こんな時は「胃腸を休める」のがベストです。

ここ数日お粥生活を送っていますが、昨日、漢方のなつめやさんで「ニンジン」をいただいたので、それでだしを取って、野菜スープも作ってみました。

ニンジン自体はめちゃ苦ですが、だしはお野菜と煮てしまえば全く気にならず、めちゃ旨です(*^-^*)
だしがらはスライスして佃煮にしてみようかな。

お粥と少食は食養のテッパン!
そこにニンジンの滋養もプラスして、時間をかけて体を整理しようと思います。

食をシンプルにすると気持ちもすっきりしたくなり、今日は朝からお風呂場の普段手の届かない所やキッチンの排水溝などを、きれいに掃除してみたりしました。

生活を整えるときには気持ちを整理し、
気持ちを整理するときには体を整え、
体を整えるためには、やはりまずは「食」なんだなと、改めて思います。

修行僧が毎朝お粥を食べて食を大切にするのがわかりますね。
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by SachikoAkimoto | 2014-08-29 12:25 | Comments(0)

大施餓鬼、お盆、地蔵盆の夏

昨日の地蔵盆をもって、今年の夏の行事もすべて無事に終了することができました。
関わってくださったすべての方々に感謝申し上げます。

今朝はしとしと雨で、心身の熱がクールダウンされ、ひと夏の疲れを癒されるようです。

毎年夏は猛暑のなかお寺の行事に全力を尽くします。
今年はお寺の母が体調をくずしていたため、家族でいつも以上に協力して乗り切りました。

幼かった娘がいっちょ前に役に立つようになっていたり、頼りなかった(?!)夫がどんどん前に立って動いたり、父も老体に鞭打って経験と知恵で導いてくれたり、母も休み休みしながらも気持ちをしっかり持って全体を見渡して指導してくれました。

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8月は仏さまやご先祖さまを思い出したり感謝したりする季節。
普段の忙しい現実の生活の中ではつい忘れてしまう向こうの世界ですが、
実は一時たりとも私たちの生きている世界から離れてはいないのではないでしょうか。

夫がよく言うのは、
「法事などでご先祖さまを囲んで親戚一同が集まったりすることで、今生きている自分たちは、自分のいる場所を知るんだよ。ああ、自分はこういうつながりの中で生まれて育てられて、命を今生きているんだな、と。ご先祖さまは命をリレーしてつないでくれただけでなく、なくなった後も何十年も子孫たちをつないでくれているんだよ。」と。

確かに親戚一同が集まる機会って、あんまりないですよね。
しかもそんな大切なご先祖さまを、私たちはつい忘れがちです。
目に見える世界がすべてだと錯覚してしまいます。

だから、こうした大施餓鬼やお盆などの行事は大切なのです。
あ!ご先祖さま!いつもありがとう!!と、思い出して、お供え物をして、手を合わせて感謝するのです。
目に見えない世界に、形あるごはんをお供えして、向こうとこちらをつなぐ。
大切なことです。

普段は殺風景な墓地も、お盆のときは色とりどりな花が供えられ、本当に華やかです。
わたしたちは、どんなに時代が進んでも、傲慢になってはいけませんね。
そんな気持ちになります。

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昨日の地蔵盆では、こどもたちが花火をしに来ました。
境内で無邪気に遊ぶこどもたちの隣で、住職がお経を唱えます。
親が子供の健康を願って手を合わせておまいりしています。
その全部を子育て地蔵が見ています。
その上に星がささやかに浮かんでいて、晩夏の夜空が深まっていきます。
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暗い夜の境内に、こどもの数だけ花火の灯りがともり、その周りの闇のしずけさが浮き上がります。
それがお地蔵さんのまなざし。
いつもしずかにそこにいて見守ってくれているのが、お地蔵さんのまなざしです。

花火が終わればこどもたちは親に手をひかれておうちへ帰って行きます。
境内は急にひっそりとして、わたしたちは片づけを始めます。
提灯をひとつひとつはずし、電球をはずし、やぐらをばらして、境内は真っ暗になりました。

虫の声はいつの間にか秋の音になっていて、風は少し肌寒くて、耳の奥にこどもたちのにぎやかな声が残っていて、星はまださっきと同じように小さく光っていて、手ぶらで夜空を見上げたら、こころがすーっとしました。

夏の行事を通して現場のいろんなことを学び、家族を思いやる心を知り、目に見えない世界を肌で感じ、こころがあたたかくなり、今自分が生きている場所を足で感じ、手ごたえのあるものをしっかりと体の中に受け取りました。

ヒトという生き物は、ヒトとヒトの関わりの間で「人間」になっていくのかな。
甘えて、甘えられて、
助けて、助けられて、
怒って、許して、
けんかして、仲直りして、
泣いて、笑って、
成長していくのかな。

目に見えないものを見るために、目を閉じるのかな。

今年もまた豊な夏をいただき、感謝します。
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by SachikoAkimoto | 2014-08-24 11:45 | お寺 | Comments(0)

子育て地蔵盆

お盆があけてからの残暑、厳しいですね。
お寺の行事も残すところあと1つとなりました。

今週末、こどもの健やかな成長を祈って、子育て地蔵盆が行われます。
時代とともに規模も縮小されて、少しずつさみしい感じになりつつありますが、わたしたち世代にできる限りは続けていきたいと思います。

よかったらお出掛けください(*^^*)
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by SachikoAkimoto | 2014-08-21 19:04 | お寺 | Comments(0)

平常心

今日でお盆もおわりです。
いつもよりも涼しいお盆で、夜の墓地では虫の声も秋の響きが聞こえました。

今年も無事に大施餓鬼の法要とお盆がおわりほっとしています。

8月はとにかくお寺が忙しく毎年体を壊すので、今年の夏の目標は「平常心」と定めて過ごしました。

法要の当日もお盆も忙しいのだけれど、「いつもと変わらない日」と捉えて、変に気張ることも焦ることも怖がることもないように、気をつけて過ごしました。

いつもと同じように朝日がのぼってきて、いつもと同じように夕日がしずんでいく。

だから忙しいときもいつもと同じように息をして、ごはんを食べて、活動して、寝る。
特別扱いはしない。

その結果、今年の夏の疲れ方は例年の30%くらいに感じ(←かなり低い!)、やっぱり心の持ち方の影響は大きいなと思うのであります。

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忙中閑(ぼうちゅうかん)。

どんなに忙しくても必ずしずけさはあります。
心まで忙しくならないようにしなきゃ♪と、今年は新たな視点でお寺の夏を乗りきりました。

12年目のお寺の夏。少しずつ慣れてきたのかな(*^^*)
手のかかる嫁を根気よく見守ってくれる両親に感謝です。あ、夫にも。

坐禅で見つけた平らな心のコツ?みたいなもの、これからもいろんな場面で役立ちそうです。
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by SachikoAkimoto | 2014-08-16 22:06 | お寺 | Comments(0)