歌う寺嫁 さちこの つれづれ精進茶和日記

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潰瘍性大腸炎のカラクリシリーズ その4 煩悩との付きあい方&広島漢方

シリーズ最終回です。

前回、「煩悩に支配されない生き方とは?」ということでした。

わたしもまだまだ実験段階ですし、
煩悩自体、生きている限りなくなるものではありません。

というと
「煩悩とうまく付き合う生き方」と言ったほうがいいかもしれません。

「認められたい」
「大事にされたい」
「偉くなりたい」
「誉められたい」
「愛されたい」

などなど、潰瘍性大腸炎の発症につながる様々な煩悩。

なんといってもまずは、煩悩に「気づく」ことが何より大切です。

仕事や家事や勉強や育児に必死になっているとき
心身ともに疲れたとき
その心の元に上記のような思いがないかどうか。

動きすぎているとき
止まれない本当の理由は何か。

動きながらでもなんでも
自分を観察してみる。

そこに上記のような煩悩を見つけたら

「自分はこの煩悩エネルギーによって自分で自分を犠牲にしているんだな」

としみじみ味わうといいです。

そうしているうちに
自分でバカバカしくなってきて
煩悩エネルギーが減少していきます。
(不思議ですがわたしは本当にそう感じます。)

また、
この煩悩エネルギーは、実は
「自分のことしか考えていない」ことから
生まれます。

ということは
逆に
「人を思う」
ということへ意識を向けることでも
煩悩エネルギーを減少させることができます。

「いっしょにいてくれてありがとう」
「仕事を与えてくれてありがとう」
「あなたが笑顔になるように」
「あなたが成功するように」
「あなたがしあわせであるように」

と、相手のしあわせにフォーカスして生きる
ということ。

禅のことばに
「布施」
というものがあります。

「布施」にはいろんな種類があり
「和顔施(*わがんせ:人に笑顔を向ける)」や「眼施(*がんせ:人にやさしいまなざしを向ける」なども
布施です。
あたたかい言葉をかけるなどもあります。

実はこの「布施」。
自分から相手に与えるものではなく
自分から自分に与えるものであるとされています。

どういうことでしょうか。

相手にやさしいまなざしを向けているとき
自分の目はどんな目をしていますか?

相手に笑顔を向けているとき
自分はどんな表情をしていますか?

相手にやさしい言葉をかけているとき
自分の心はどんな気持ちになっていますか?

そうです。

自分の目はすでにやさしく、顔は笑顔に、心はやさしい気持ちになっているのです。

人に向けるのも自分に向けるのも同じ。
(「一如(:いちにょ)」と言います。)

煩悩は自分だけを愛するエネルギー。
布施は相互に愛するエネルギー。

どちらのほうが平和で安心な状態で
生きられるでしょうか。

わたしは、潰瘍性大腸炎を発症したとき
煩悩エネルギーで生きていました。

かえって自分は正しいことをしていると思うくらい
客観視ができない状態でした。
(いい経験でした。)


病気を治すためにいろいろなことを試し、
よりよい自分になろうと学び続け、
理想の自分を追い求め続けていました。
今のままではいけない、と。

落ち着いて自分を顧みることができるようになったのは、
広島スカイクリニックの漢方によって
症状が落ち着いたのもきっかけです。

それまでは人に言われた療法をなんでもやってみる、という姿勢でしたが、
初めて自分で主体的に選んだ薬が
広島漢方でした。

自分に自信を持って
人の目を気にせず
失敗してもいいや!と開き直り
人に迷惑をかけてもいいと自分を許しました。

今は症状が全くありません。

食べたいものもなんでも食べられるようになりました。

心を整えることの重要性も
しみじみ痛感中です。

自分の中の整理をかねて
同じ病の方への応援を!と思い
シリーズとして記してみました。

すべてわたし個人の感想なので
参考になるかわかりませんが
最後まで読んでいただき感謝申し上げます。

みなさんが、毎日少しでも気持ちよく過ごされますように。




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# by SachikoAkimoto | 2017-02-22 09:04 | 健康 | Comments(0)

潰瘍性大腸炎のカラクリシリーズ その3 煩悩エネルギー

「動いていないといられない」
「動きすぎて再燃する」
「だからといって、動かないでいると不安定になる」

という話のつづきです。

自己評価・自己肯定感が低い、というのが
そもそもの問題であるということでした。

この自分を否定するエネルギーは
実は仏教で言う「煩悩」であります。

「人に認められたい」
「認められることで自分の価値を保ちたい」
「成長したい(今のままではいけない)」
「結果を出したい」

という『欲望』。

それから
「自分なんて価値がない」
「怠けていたらいけない」
「仕事ができないとダメ」
「優秀でなければいけない」
と、自分をはね除ける『怒り』。
(*煩悩で言う怒りは、自分や相手をはねのけようとするエネルギーで、
一般的な怒りとは少し意味合いが異なります。)

煩悩はストレスの素となるエネルギーで、
必ず誰にでもあるものです。

そして、この煩悩エネルギーを燃料にして
頑張って動きすぎると、
アドレナリンが体を刺激して、強いストレスが生じ、
自律神経がくるいはじめます。

潰瘍性大腸炎は、自分の免疫が自分の細胞を攻撃するという
訳のわからない難病ですが、
自己否定による自己攻撃そのままの構図ではないでしょうか。

がんばることはいいこと、
がんばることはえらいこと。

そんなふうに教育されて育ってきたわたしたちですが、

「自分には価値がないから無理してがんばる」

のと

「自分には価値があるからますます楽しんでがんばる」

のとでは、全く意味が変わってきます。

誰にも評価されなくても
誰にも認められなくても
社会的価値なんてなくても
むしろバカにされるようなことでも

「好きだからがんばる」
「たのしくてしょうがないからがんばっちゃう」

というループが始まれば
煩悩エネルギーは減っていきます。

また、他の方法として「坐禅」を実行するというのも有効です。

わたしは足を組むことができないので
正座をしたり椅子にすわったりして行いますが、
目を半開きにして
呼吸を静かにして
「今、ここ」だけに集中し続けます。

最初は、
息が鼻を通って出入りする感覚を意識したり
体の内部の力が抜けるような感覚を感じたりします。

そうしているうちに
煩悩エネルギーがすーっと落ち着いていき、
この世に生まれたばかりのころのような、
なんの経験もしていないまっさらな頃の自分の命を思い出すような
そんな感覚になります。

坐禅の感じ方は人それぞれですが、
やってみると、
とても興味深いです。

坐禅に似た時間としては、
好きなことに集中する、というのもあります。

わたしにとっては
ピアノや歌だったり
編み物だったり。

「これをしているときは頭が真っ白になっている、夢中になっている。」
ということがあるといいと思います。

誰のためでもない
自分のための
自分が主役の
自分が軸の時間。

これによって、
無駄に動きすぎることに注ぐエネルギーが
少しずつ減っていきます。

長くなってしまったので、
さらに煩悩に支配されない生き方について、
次回、もう少しお話したいと思います。




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# by SachikoAkimoto | 2017-02-18 20:52 | 健康 | Comments(0)

潰瘍性大腸炎のカラクリシリーズ その2 自己肯定感

「動かないといられないのは、なぜ?」
「動くのをやめたら、どうなる?」

のつづきです。




仕事をしない、家事をしない、勉強をしない、努力しない、結果を出さない、、、。




こういう生活をしてみたらどうなるでしょう?



わたしはたちまち「心が不安定」になりました(-_-;)

自分には価値がないような
充実感がないような
前に進んでいないような
社会から取り残されたような
孤独なような
そんな気がしました。


人からの評価や意味付けによって
自分の価値を測っていたので、
それらがなくなると
途端に不安になります。



それはなぜか?




「自己評価が低い」からです。





自分で自分を認められない、
自分の価値がわからない、感じられないのです。



強いときは自己否定をするときもあります。




わたしなんてダメだ。
誰からも嫌われている。
能力がない。




と自然に感じてしまい、
自分で自分を否定してしまうのです。




これは実は、生まれてから今までの数十年の間に経験したことから学んだ
「自己防衛策」なのです。
(多くは幼少期の母親との関係から生まれます。)


傷つかないように
「どうせわたしは価値がないから」
「どうせわたしは嫌われてるから」
「どうせわたしは能力がないから」
「どうせうまくいかないし」
と自分をあらかじめ否定して
傷つかないようにしているのです。


自分で自分の価値を落とし
人からの評価によって価値を保とうと必死になり
動きまくる。

でも人からの評価にたよっていては
いつか
底が尽きてしまう。




ではどうしたらいいか?!




次回は仏教の視点も交えて
その辺を掘り下げたいと思います。



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# by SachikoAkimoto | 2017-02-15 20:07 | 健康 | Comments(0)

潰瘍性大腸炎のカラクリシリーズ その1 再燃のパターン

すべて わたし自身の体験によるノンフィクション洞察?!なのですが、
同じ病の人や、似たような状況の人のお役に立てればと思い、
ちょっとずつ文章にしていこうと思います。

言葉にできるまでに自分のなかで整理できるまで、何年もかかりました。

自分のことって、自分が一番わからないものですよね(^^)


シリーズその1では、
潰瘍性大腸炎の人に多い性格やパターンについてお話したいと思います。

自分を含め、同じ病の知り合いたちをみると共通することがあることに気づきました。

それは

「動くことが好き」

ということです。


「動く」の中には「仕事すること」「家事をやること
」「勉強すること」などが含まれます。

「動いてないと」「何かしていないと」じっとしていられない、不安、充実感が得られないと感じます。




でも、よく考えてみると、本当に「動くこと」が「すき」なのでしょうか?




「仕事しないと怒られるから」
「周りからの評価が下がるから」
「仕事がたまるから」
「いい点をとらないといけないから」
「親や先生や上司の期待にこたえないといけないから」
「きらわれたくないから」
「今のままの自分ではダメだから」
「成長したいから」




実は、こんな理由や気持ちが
心の裏に隠れていないでしょうか?

わたしはそうでした。

確かに動けば動くほど
周りからの評価はあがり
結果が残り
みんなが喜んでくれる。

そして、どんどん動いて、周りのために動いて、
大腸炎再燃・・・。

寝込むことで動くことに強制ストップがかかり、やっと止まれる。

でも、気持ちはまだ止まりたくなくて
仕事や家事や勉強のことが気になり
回復するとまた動きまくる・・・。

このループを繰り返す人が多いなぁと気づきました。



ここで大切なこと。



「動かないといられないのは、なぜ?」
「動くのをやめたら、どうなる?」



ということ。


次回は、ここについて深めていきたいと思います。





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# by SachikoAkimoto | 2017-02-14 21:19 | 健康 | Comments(0)

潰瘍性大腸炎のカラクリ

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今日は定期検診日でした。

入院した日から2年ほどたちますが
3ヶ月に1度、定期的に問診に行きます。

おかげさまで全く症状なく
元気に過ごすことができています。

今日は1年ぶりくらいに血液検査をしました。

ひとつも悪いところがなく
全く問題なし。

本当にありがたいことです。


この2年、
花を育てるように
一日一日を大事に過ごしてきました。

なんでもないって
本当に価値がある。

ありがたいことだと
毎日思います。

そして、なんとなく自己流ですが、
潰瘍性大腸炎のカラクリが解けてきました。

2年間体と心と向き合い
身をもって感じたことを
これから少しずつブログに書いていきたいと思います。

少しでも
今まさに同じ病に苦しんでいる人の
お役にたてたらうれしいです。

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# by SachikoAkimoto | 2017-02-09 22:59 | 健康 | Comments(0)