わたしたちが毎日無意識に使っているもの。
「ことば」
あいさつも、ものの名前も、何気ない会話も、
全部「ことば」です。
声にだしても、文字に書いても、
「ことば」。
なぜ、「ことば」って生まれたのでしょうか・・・!?
人間だけがもつ「ことば」。
ことばことばってうるさいですが(^ー^;、よく考えるととても不思議なものですよね。
もし「ことば」がなかったら、わたしたちはどうやって人とコミュニケーションをとるでしょうか。
顔の表情や、身振り手振りや、あるいは念力で!?思いを伝え合うのでしょうか?
「ことば」には、それらを含む大きなちからがあります。
今でも、受験のときには「落ちる」とか「すべる」といったことばを避けたりしますが、
ことばに宿るちからを「言霊」といったりしますよね。
昔から、感性の豊かな日本人は「ことば」を生き物のように扱ってきました。
日常生活のなかでどんなことばを使って生きているか、それによってできあがる人間も変わってきます。
人との関係も変わってきます。
世界の捉え方も変わってきます。
とても不思議な「ことば」のちから。
「ことば」を見つめてみることで、自分の内面や存在に深いまなざしを向けることができたら、
個人の生活から日本の国から世界から宇宙まで!透明で新鮮な風が吹き抜けるような気がします。
おおげさなことではなく、みんなで集まって、ぽつねんと「ことば」を囲んで時を過ごせたらいいなと思います。
来週、そんな素敵な会がありますので、ご紹介します(^ー^)
わたしも詩の朗読で参加しますので、興味のある方はぜひお気軽にご参加いただけたらうれしいです。
「leben rereading るりで 詩の放課後 vol.1」
ぼくら地球の片隅で、新しい産声をあげる。
2012年11月30日 18:30より
cafe MAZEKOZE ( in nagano, japan )にて
詩の朗読(読む/聞く)や対話をとおして、情緒ゆたかな時間を楽しみたいと思います。
それが日々の暮らしを生き生きとさせ、「311」を経たわたし達(日本人)に
新しい糧をあたえると密かに信じています。
またそれは日本語のうるわしさや美しい季節感にふれること
そして自分自身に気付くことでもあります。
ことばを大事にすることはたぶん人間のこころを大事にすることではないでしょうか。
決して大げさではなく、ささやかな企画ですが
この芽生えが よき果実を あなた にもたらすことを願って・・・。
●内容●
「わたしと詩のであい」+詩の朗読(絵本など)
・charge: free (one drink order)
問い合わせ先:090-4839-2749 (shizuka miyatsu)