毎年長野市では、5月5日にお釈迦様の誕生を祝う花まつりが開かれます。
かわいい稚児行列や、駒澤大学ブラスバンドによるパレードや、北野文芸座での式典・余興などが行われます。
が、今年は、先日の駒澤大学吹奏楽部のかなしい 事故によりブラスバンドの演奏が中止となってしまいました。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
そして北野文芸座でのブラスバンドの演奏を予定していた時間がぽっかり空いてしまい、主宰の長野市仏教会も困っていたところ、なんとわたしに白羽の矢が立ち、急きょわたしが歌うことに…。
北野文芸座のステージなんてなかなか立てないし、これは思いきってがんばるしかない!と、前日の決定での舞台で、今日歌って参りました。
広いホールに強い照明、慣れないステージでしたが、できることをいつも通りやろうと腹を決めて丁寧に歌ってきました。
年配のお客様が多く、皆さんやさしく聴いてくださり、のびのびと歌うことができました。
支えてくださった方々に感謝申し上げます。
そして、駒澤大学ブラスバンドには
、この困難を受け止め、乗り越えて、ぜひまた来年長野の花まつりに演奏に来てほしいです。
人生には「上り坂、下り坂、まさかの坂」という3つの坂があると言いますが、どんなときも、自分はたくさんの支えによって生かされていることを忘れずにいなければと思います。
わたしにとっては北野文芸座で歌うなんて、まさかの坂でしたが…、貴重な経験をさせていただきました。
来年の花まつりを今からたのしみにいたいと思います。
駒澤ブラバン、がんばって!