今 新しく取り組んでいる音源「春のうた 夏のうた」。
日本の唱歌やわらべうたを集めたカバー集です。
ピアノ弾き語りの曲と、オハラナオキさんにギターをお願いしてギター伴奏で歌う曲を収録する予定です。
今日は千曲市の「風雅」にてピアノの録音をしてきました。
朝は娘の遠足のためのお弁当づくりでバタバタしましたが、
なんとか元気に送り出して、いざ風雅へ!
(誰かお弁当のおかずをおしゃれに詰め込むコツを教えてください。)
風雅に着いて、たけぞうさんと機材のセッティング。
とても明るい音のする風雅のグランドピアノで順調に7曲録音しました。
以前の録音のときとは違う感覚を自分の中に感じながら、今の自分によく集中して、無駄な力をぬいて、やわらかく、芯をもって、素直に弾きました。
日本の歌は本当にメロディーがうつくしく、うつくしいままに奏でることに集中して演奏しました。
途中、お茶をいただいて休憩したときに、唐沢さんがまた大事なことを教えてくださいました。
「アドリブや技術の前に、まずメロディーをきちんと相手のこころに届くように弾くんだよ。こころに感動が響くように。」と。
この休憩を挟むか否かで、今回の演奏は大きく変わったことでしょう。
やはり唐沢さんのピアノでレコーディングさせていただいて、本当によかったと思いました。
自分はピアノの音にのせてなにを伝えたいのか。
胸に問いながら、問いも忘れてそのものになりながら、とても納得のいく演奏を録音することができました。
これからオハラナオキさんにご協力いただいてギターの録音をしたり、歌を録音したりします。
軽い気持ちで始めた音源作り。
わたしにとって意外と大事な作業になりつつあります。
丁寧に、作業を進めていきたいです。
レコーディング その1でした。