今年のお盆も、無事におわりました。
たくさんの方がお墓にお参りにいらしてお花をお供えしていかれるので、
墓地が色とりどりに華やいでいます。
みんなのご先祖さま、久しぶりに我が家にお戻りになってゆっくり過ごせたでしょうか(*^^*)
お寺のほうにもお顔を出してくださる檀家さんも、祖父母世代・父母世代・子供世代と揃い、たのしそうで、わたしたちもなんだか幸せな気持ちになります。
ご先祖さまからずぅーっと受け継いでいるいのち。
みんながそろうと、生き物としての自然さが感じられ、なんとも言えない安堵感に包まれます。
今年もお寺の中はバタバタと走り回る忙しさでしたが、台所でおばあちゃんに言われた一言が印象的でした。
「さちこさんも そういえばお嫁にきて10年たったんだねー。(頭のなかで年数を計算しながら。)
10年もたつのかぁ~。
もうすっかりこのお寺のお嫁さんだねぇ( ´,_ゝ`)」
と。
おお~!おばあちゃん!
うれしいよぉ!
わたし、まだまだ未熟者だけど、行き当たりばったりの10年だったけど、とりあえずがんばってきて良かったよぉー!と思った一瞬でした。
なんだか認めてもらえたような。
ばあちゃんもいつもやさしく元気でいてくれてありがとう。
これからもよろしくお願いいたします。
それと、なかなか顔と名前を覚えられない檀家さん。(すみません!)
今年も記憶をフル回転させながらご挨拶しました。
が、なんと檀家さんたちのほうがわたしを覚えて受け入れてくれている感があって、
とてもうれしいのでした。
ほんとみーんなのおかげです((T_T))
手探りで、試行錯誤しながらのバタバタ10年だったけど、年月の力はすごいなぁと改めて知りました。
みなさんと、みなさんのご先祖さまと、自分の家族と、自分と、
思いやり合うこころがめぐりつづけますように。
みなさんの健康を祈って。
一歩一歩を大切に生活を営んでいこうと思います。