前回のブログに書いたように、ただいま療養中です
再燃と緩解をくりかえすのが特徴のこの病気ですが、かれこれ6年のつきあいになります。
6年の間、調子の良いときと悪いときを何度も何度も何度も繰り返してきて、悪くなる度に「あぁ、また出た、なんで?どうして?病気になるの?なにがいけないの?」と原因不明の難病と体に問いつづけてきました。
そして今現在も、です。
そんなある日、ある言葉と出会いました。
「存在の本質を問い質していく仏法。」
「3度でも何度でも問い質し問い続けていく」
「どんな人でも道のりを経て加護(大乗仏教の慈しみ)者に変わっていくんだ」
という仏教の解釈です。
命あるうちは限りなく問いつづけるものであること、繰り返すことによって他人とともに悟りの道を歩める人へと変わっていくということ。
今までわたしは、病気を繰り返してしまう自分の心身・存在を認めることができていませんでした。
繰り返すのはダメなことだと。
しかし仏教的にはそうじゃない。
繰り返すこと、問いつづけること自体が目的だというのです。
それによって、苦しんでいる人と共に歩める人となっていくのだと。
本当に目からうろこでした(;_;)
確かに病を繰り返す度に見えてくるものがあり、歌も変わってきて、こころが変わってきているような気がします。
これから自分のからだはどうなっていくのかわからないけれど、苦を受けたことをそのままに抱えて、自分は自分として自分の人生を生きるしかないのです。
お寺にいて仏教のことばに救われることがたくさんあるけれど、
今回もまた大きな導きでした。
「ありのまま」って、本当にすごい。大変なこと!
でも少し近づけた気がします。
よし!わたしが経験したことを益々歌っていこう。
たくさんの人に聞いてもらえるように。