入院して4週目に入りました。
ステロイドはある程度のところまでは症状を抑えることはできても、もう一歩先まではなかなか効いてきません。一進一退でまだまだ出血も止まらず。
主治医の先生が新しく変わり(前の先生は新年度から別の病院へ)、病室も西から南へと移りました。
今度は個室です。
新しい主治医はステロイドの副作用をとても心配していて、症状がおさまらなくても投与量を少しずつ減らしていくとのこと。
同時に始めた新しい薬が、待ちに待った漢方薬です。潰瘍性大腸炎患者の間では有名な広島スカイクリニックの漢方薬。
通称「広島漢方」です。
やっと予約がとれて、夫に代理で行ってきてもらいました。
効き目は人によって違うようで、飲みはじめて一週間のわたしには、まだこれといって変化はありません。
根気よく飲んでみようと思います。
相変わらず夜中から朝にかけておそわれる腹痛と止まらない下痢と出血。
夜は特に不安になるけれど、「きっと良くなる!治る!!」と気を取り直して信じる毎日。
食事は絶食で栄養ドリンクだけ飲まされていましたが、さすがに4週間も同じ味のパックを毎食飲み続けるのはキツイ!甘い!もう飲めない!ということで、栄養士さんに訴え、
今日から流動食にしてもらいました。
見事に液体ばかりですが、ちゃんと食べ物の味がしてとても美味しいです!
からだが喜ぶのがわかります。
食は栄養だけじゃなく、生命を食べているんだなとつくづく実感しています。
食べる前に手を合わせて「いただきます」と言いながら、ありがたすぎて泣いてしまいました。こんな状態になってからやたらと涙もろくなっています。
少しずつ漢方薬が効いてくると信じて、時々泣きながら、いろんな人に助けられながら、もうしばらく療養生活です。