45日間の入院生活。
やっと終わりが近づいてきました。
激しい痛みと、衰弱しきった体で飛び込んだ病院。
様々な葛藤を越えてここまで来ました。
強い薬を受け入れ、痛みを受け入れ、自分の弱さを受け入れ。
一方、こだわりを捨て、不安や疑いを捨て、傲慢さを捨て。
少しずつ自分の思い込みの価値観を崩し去った頃、
体が治癒の道を歩みはじめました。
そのあとも揺り戻される恐怖心や不安感は何度もあったけど、その度に手放そうと意識し、呼吸を整え、無になって越えてきました。
思い返してみれば、この過程は自分の力ではなく、自分を消したところに現れる偉大な何かによって行われた、人生の大転換作業だったように感じます。
もうダメだ、自分ではもうどうしようもないと追い詰められた闇の中で、なんとか光を見いだそうと希望を探す手。
そして闇こそが光なんだとその手に触れられた時の救い。
神さまの力が働いたのだとしか思えません。
食事もこんなに食べられるようになりました。まだ柔らかいものばかりだけど、十分美味しいし、からだのエネルギーになっているのがわかります。
明日、退院です。
この体験を体に刻んで生きていきたいと思います。
自分を愛し、人を愛せるように。
感謝をこめて。