21日の夕方、無事に退院しました。
病院でお世話になった皆さんに挨拶し、一歩外へ足を踏み出すと、
冷たい風がさぁーっと吹いてきて、西の山のほうへ目をやるとすごい夕焼けでした。
信州の自然は本当にうつくしいです。
荷物を積んで車で走り出すと、目に入るものすべてが新鮮で、それでいて懐かしく、でも
心は新しい感覚で満ちていました。
お寺に帰り、本尊様と内仏様に手を合わせて深く感謝を祈り、父と母に迎えられ、ほっと一息。
母が青菜のおひたしや煮魚やりんごをむいて用意していてくれて、なんてありがたいことかとまたまた感謝。

それと、ご近所の私のオアシス「まいまい堂」の皆さんからお祝いの花束も届き、おいおい泣いてしまいました。


部屋の中には娘の手作りの飾りつけが至るところにあって、

夫からもやさしい色の花をいただき、
何がなんだかわからなくなるほど感動してしまい、また泣きました。
わたしにとってはとにかく辛かったし、長かったトンネルだったので、
今やっとそこから出たんだなぁと、少しずつ目が覚めていくようでした。

夫が作ってくれた薄味のシンプルうどん。
やさしい味でおいしかったなぁ。
今回の体験を通してわかったこと、一生大切に生きていきたい。
そして人と分かち合いたい。
愛と感謝でひらいていきたいと、心から思います。
ありがとう。