続きです。
手術の終わったその日の夜。
1~2時間置きに看護師さんが来て、血圧、酸素、体温を計測して一晩中体調を観察してくれました。
痛みは傷口の痛みと、ひどく重い生理痛のような痛みがあり、
点滴で痛み止めを入れてもらいました。
眠ったり起きたりを繰り返し、寝返りは看護師さんに手伝ってもらって、
なんとか朝に。
5月29日、朝目覚めると、体中がむくんでパンパン!
顔は別人のようで、手も足もパンパンでした。
全身麻酔の強さを実感。
そして体温と血圧を測定すると微熱で安定していて、意識もわりとはっきりしていたので、
「トイレまで歩いてみましょう!」とのこと。
えー!?もう歩くの!?と思いながら傷の痛みに耐えてベッドから起き上がり、
立ち上がってみると、看護師さんの支えなしで歩けるではないですか。
トイレまで行けたので、膀胱につないでいた管を抜いてパジャマに着替えました。
(血栓予防のストッキングは履いたままです。)
水分をとってもよいとのことで、ベッドに戻り白湯を飲みました。
歩けるとはいえ、傷は痛いしベッドに戻ればヘトヘト。
用意していたストロー付きの娘の昔のコップを使いました。
とても便利でした。
この日から少しずつ歩いて腸を動かし、ガスを出して腸閉塞を予防しましょうとのこと。
術後は傷が他の臓器と癒着してしまうので動いたほうがいいらしいです。
でも傷が痛くて、出血もまだあり、なかなか思うようには動けませんでした。
もう一度痛み止めを出してもらい服用。
トイレにいくと泥状便がほんの少量出ました。
看護師さんに聞くと「お浣腸の残りでしょうね。」と。
大腸炎ではなさそうでひと安心。
昼食は流動食、夜は全粥でした。
夜は痛み止めなしで眠れました。
つづく・・・(^-^)