雪がちらちらと舞うようになりました。
いよいよお寺の本堂が冷凍庫と化す季節到来です。笑
そんな冷え込みの厳しい昨晩、お寺で義母の誕生日をお祝いしました。
サプライズで!
80歳を迎えた義母は、私が嫁に来た頃に比べるとだいぶ背中も曲がり、重いものを持てなくなったり高い所に手が届かなくなったりしていますが、足が動くので、今でもお寺のことをよくやってくれます。
昨年の冬に義父が亡くなりちょうど一年。
最初は落ち込んでいた義母も、今はやっと元気になってきました。
ホールケーキにろうそくをたて、部屋の電気を消し、家族でハッピーバースデー♪を歌い、義母がろうそくの火を吹き消す。
拍手と共に部屋の電気をつけて、おめでとう!とみんなで義母を囲むと、とても柔らかい表情で喜んでくれました。
ケーキを多めに切り分け、1ピースを小皿に乗せて義父の祭壇にもお供えしに行こうとしたら、後から娘や夫や義母もついてきて、家族全員でお供えする形に。
それぞれの思いを胸に、みんなで手を合わせました。
一年はあっという間で、明日のことは誰にも分からない。
今この時を味わうことはいつも難しいけれど、一瞬一瞬を受け入れ、抱きしめ、微笑んでいたい。
みんなで今一緒にいられることは、なんてはかなくて尊いことかと思った夜でした。
感謝とともに。