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歌う寺嫁 さちこの つれづれ精進茶和日記

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わかればいいじゃん!

ここのところ忙しく活動的な毎日がつづいています。
そんなとき、ついおろそかになる「食事」。

疲れていて、時間もなかったら、料理する余裕もなくなり、
買ってきたもので済ませたり外食してしまったり、逆にちょー粗食になってしまったりします。

最近の食生活がそんなふうに乱れたせいか、ゆうべは神経がピリピリしてしまいました。
理性でどうにかなるイライラではなく、体の生理的なイライラです。

そんなときわたしは「チョコをたべる」という荒治療をします・・・(^-^;
強力な沈静作用があります。(が、その後強烈な副作用もやってきます・・・。)
極端なものは、ここぞ!というときの薬としてありがたくいただきたいですね。

そして今日もこれからいちにち忙しく飛び回るので、朝のうちに体とこころのための料理をしました。
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←穀物の滋養たっぷり玄米粉のシチュー。

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←しょうが汁をたっぷり効かせたヒエのそぼろ。












いざ、お弁当に入れて出発です♪

体もこころも、食べたものでできているのだから、当たり前だけどきちんと食べようと改めて思いました。
何度も自分の体に思い知らされます。

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いいんです!失敗しなきゃわかんないんだから!
わかればいいじゃん!
ということで、今日いちにちの命を感謝して大事に生きようと思います。




それにしてもゆうべのアルフォート、おいしかったなぁ・・・♪
# by SachikoAkimoto | 2011-10-28 10:20 | 精進料理 | Comments(0)

波紋

1学期に、娘が学校の給食を苦にして毎日泣くようになり、
そのことで担任の先生とじっくり向き合ってお話をしたことがはじまりでした。

そこから波紋が生まれ、1年1組に食育新聞を発行する食育部が設立され、第1号が先日発行されました。

波紋はまだひろがり、先生との信頼関係が築かれたことで、お寺の音楽会のお知らせをクラスに配布していただくことができ、数人のこどもたちがお寺で合唱を歌ってくれました。

さらに波紋はひろがり、音楽会に来た子のママがわたしのピアノを気に入ってくれて、学校でも弾いてほしい、という声があがりました。

その波紋は1年1組の歌になることになりました。
1学期からアサガオを育てていたこどもたちと先生が、アサガオの一生を歌詞にしたのです。
わたしが曲をつけて、みんなで歌うことになり、11月の研究授業で発表されることになりました。
県外各学校からもたくさんの教授が集まる研究授業に挑む担任の先生のお力になれるのです。

勇気をだして本音で先生と向き合ったことが、クラスの水面に一石を投じたこととなり、
小さな波紋はやさしい円を描きながらどんどん大きくひろがり、めぐりめぐっています。

縁とは出会いであり、出会いは交わりになり、交わりは新たな力を生み出すんだと知りました。
こどもも保護者も先生も、境界線が消えて、ひとつの湖となっていくようです。





個人的には11月頭に3日連続で歌を歌う機会をいただきました。
3日(木)、大切な友人の結婚式で歌います。今から涙が出てしまい、なかなか歌えません(笑)

4日(金)、須坂市「ヤンネ」にて
しあわせ音空間vol.10があります。今月のおやつは「ういろう」or「いもようかん」で考えています!

5日(土)、数年ぶりにやってくる春猫のイベントに出ます♪学生時代にともにピアノ弾き語りをした親友とともに、またネオンホールで歌えることのしあわせをこころから感じます。




わたしの周りにたくさんの人たちがいてくれて、それぞれのかかわりが大切で、ありがたくて、
わたしは縁のおかげで生かされているんだとつくづく思います。

こうして生かされていることの喜びを、ただ素直に感じていられることが、本当にしあわせだなぁと思います。

体調の上がり下がりはいまだにありますが、それを承知して、心身全体としてここにいようと思います。
# by SachikoAkimoto | 2011-10-27 09:34 | 音楽 | Comments(2)

秋の音楽会♪

昨日、無事にお寺での音楽会がおわりました。

初の試みでご迷惑をおかけすることもあったと思いますが、
来てくださった方々、本当にありがとうございました。

檀家さんも家族も小学生もみんなで開いた音楽会♪
たのしく、うれしいひとときでした。

秋の音楽会♪_e0239118_16361917.jpg

まずはうちのばあちゃんが何十年も指導してきたお寺の梅花講のみなさんによるご詠歌。
何十年もやっているのに一度も人前で披露したことがなかったという稀な講。
みなさん生き生きとしていてとてもよかったです!

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つづいて檀家総代さんの奥さんが参加している大正琴のグループ。
熊本県の民謡だという「マンボおてもやん」、ぐっ!ときました。

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茶和のクラスの1年生たちによる合唱「はじめの一歩」♪
歌好きの担任の先生に毎日鍛えられているこどもたちの「ノリ♪」が
お客さんたちのからだをゆすっていました。
こどもの素直な歌は本当にこころに響きます。

秋の音楽会♪_e0239118_16581181.jpg

そしてメインの中村典敬さん!
静かな日本語の歌から、迫力あるオペラの曲まで歌い上げてくれました。
彼がいなかったらこの音楽会はなかったかもしれないくらいのご縁のある方。
さきほど駅で見送りましたが、なんだか典敬さんが帰ってしまうのがさみしくて涙がぽろぽろ止まりませんでした・・・(;-;)
その飾らないあたたかなお人柄が歌にも表れていました。
忘れられません。

秋の音楽会♪_e0239118_1657174.jpg

歌ってくれたこどもたちへお礼に焼いたクッキー。

「縁」が成就したときの爆発的な新化は、自分の理解の範囲を大きく超えてどんどんひろがっていきます。
この風を素直に受けて、お寺がますます開かれていきますようにと祈るばかりです。

これからも家族を大事に、しっかり地を固めて、足並みそろえて生活をしていこうと改めて思いました。

この会にかかわったすべての人に感謝申し上げます。

次もたのしんで行こう!!
# by SachikoAkimoto | 2011-10-23 17:00 | お寺 | Comments(2)

息を合わせる

週末のお寺の音楽会にむけて、オペラの伴奏もだいぶ仕上がってきました。
オペラはテンポが一定ではなく、独特のゆらぎがあります。
遅くなったり速くなったり。
水に浮かぶ落ち葉が流れにそっていくように、
ピアノも歌の流れにそって、ともに進んでいきます。

その歌の流れをよむのが、非常にむずかしい!!

これはもう、歌い手の「息」に全身で添うしかありません。
「息を合わせる」というのはこういうことをいうのかと感じます。

今日は、娘のピアノの先生である仁美先生に、わたしが習いに行きました。
合唱や器楽の伴奏を仕事にしている先生はさすがに歌い手の息を意識した弾き方をよくご存知で、
とてもとても勉強になりました。

歌のゆらぎと、ピアノのゆらぎには若干の違いがあります。(と、今日教わりました。)
普段ひとりで弾き語りをしている自分はいったいどうやっているのかと思います。
ひとりって、ラク(自由?)だなぁと改めて思います。

人と息を合わせるのって大変だけど、合うととても感動します。
違うゆらぎと融合したときの気持ちよさは、ひとりでは感じられません。
(ひとりのゆらぎもすきですが・・・!)

本番がだんだん楽しみになってまいりました。

娘のクラスの子たちも何人か集まれば、休憩のときに合唱を披露してくれるかもしれません。
本当に家族・地域みんな参加の音楽会となりそうです♪

22日(土)午後1時会場/午後2時開演 入場無料 予約不要 です。
どうぞお気軽にお越しください(^-^)♪
# by SachikoAkimoto | 2011-10-17 20:46 | お寺 | Comments(0)

ついに実現!お寺で音楽会♪

お寺に嫁に来て8年。
ず~っと夢にみてきた「自分のお寺での人寄せ。」

ひとことでは言い表せない幾多の困難をひとつひとつじっくりと味わって消化して、
8年目の今年、やっと実現します。

記念すべき第一回は、「音楽会」。
出演は夫の修行時代の仲間、中村典敬(なかむらてんけい)和尚です。

典敬さんは兵庫県のお寺の副住職さんで、趣味でオペラを歌っています。
オペラといっても、ジャンルの境界線が非常にゆるやかで、
こころに染み入る日本の唱歌や合唱曲なども、情感たっぷりに歌ってくれます。

立原道造作詞の「夢みたものは」なんかは、練習していても本当にじんわりと涙がこみあげてきます。

あ、そうでした、ピアノ伴奏はわたしです。
今、オペラの伴奏という新境地に挑戦中なのです!

ほかにも「落葉松」もやさしいメロディーラインが体の奥をやさしくゆすってくれるようです。

今回、典敬さんに出演をお願いしたのは、7月のある晩、突然典敬さんが長野にふらっと現れたことがきっかけでした。
新潟のお寺にお仕事に来ていた帰りにうちのお寺によってくれたのです。
ともに夕飯を食べ話をしているうちに、うちのお寺でも歌ってよ!ということになり、
本当に自然な縁のながれによって、今回の話が決まりました。

お寺の両親も承諾してくれて、そして協力してくれます。

義母は曹洞宗梅花流ご詠歌を、音楽会のはじまりに披露してくれることになりました。

さらに檀家さんのグループも大正琴を演奏してくれることになり、
本当に今まで縁のあった方々が力を貸してくださり、実現に至ったわけです。

焦らず、地道に、この時を待って、本当によかったと思います。
自分たち世代だけの思い上がったイベントではなく、
お寺にかかわるすべての人の力が集まって行われる会であることに価値を感じます。

お寺に人をよんで会を開くなんて、まったく初めての試み。

果たしてどんな展開になるか今からワクワクドキドキです!

入場無料予約不要です。お子様からお年寄りまでどなたでも起こしいただけます。
なんの主張もメッセージもありません。
秋のひと日に、お寺の本堂で、ゆっくりと素直にただ音楽を味わってみませんか?

詳細は以下の写真をどうぞ。

お寺でみなさんとともに安らぎを感じられたらと思います。
どうぞお気軽にお越しください♪

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# by SachikoAkimoto | 2011-10-11 14:34 | お寺 | Comments(4)